Pipen-Dogeライブラリー に展示されている書籍から;
著者:
オットー・ポッルナー(
Otto Pollner,1925-2004)
書名:
Die Pfeifenmacher zwischen Rennsteig und Rhon.,
Geschichte und Arbeitsweise in drei Jahrhunderten.
(p128, heka-Verlag 1997).
仮題:≪
チューリンゲンのパイプ職人 −
300年間の歴史と製作法≫
*
幅21.5cm、高さ24.5cm、厚さ1cm(128ページ)。
小さな
写真集あるいは図鑑という作り。
写真や図を追いかけるだけで、構成がキチンと整えられていることもあって
読んでいる気分になれる良い本です(^o^ )
購入はAbeBook.com経由で。
今回は表紙を開くところまで。
------------------------------------------------------------------------
【表紙】
図1. ≪パイプ・メーカー≫の表紙
表紙にクレイやメタル、ウルムはありませんが、他のドイツ産パイプはみな揃っています。
サブタイトルが二つ(以下、和訳を 『』で表す)。
タイトル; 『パイプ職人たち』
サブ 上; 『レンシュタイクRennsteigとレーンRhonの間 ( に在る)』
サブ 下; 『300年間の歴史と製作法』
レンシュタイクは、チューリンゲン州西部の丘陵地に設けられた延長約170kmのトレッキングコース(あるいは自転車道)のようです。グーグルの写真カテゴリーで検索すると、多数の風景写真やコース略図が見られます。レーンRhonが何処を指すのか目下のところ分りませんが主要な舞台は、チューリンゲン州 ( 旧東ドイツ) にある幾つかの街です(図3,4参照)。
本書で記述されるパイプは、表紙写真のとおり、メシャムと磁器パイプとブライアーパイプが主です。クレイとウルムについての記載はありません。
なお、表紙の中央に映っている独特の形をしたパイプは、ドイツ語でゲシュテック・プファイフ(複数形 +ェン):Gesteckpfiefen、原意は『花飾り・パイプ』。以前の記事に『挿入式パイプ』と書いたのは、Gestecktpfeifenと読み違えたためです。
【追記:2011/10/16】
手前に横たわっている陶製のボウルを差し込んだものを、ハッカーは”究極のパイプ・ブック?”の中で”porcelain Tyrolean