寸法諸元:
ボ ウル高さ45mm,外径max35mm,内径19mm, 深さ40mm,
全長135mm.(シャンク部30mm,マウスピース長 72mm),
全重量:30gr.
刻 印:
底面(b図);
60 DUNHILL SHELL **DE IN ENGLAND 8(under_bar)
PATENT No(u_bar)
417574/34 note
* : faintly
備 考:
ダボが折れて継手(象牙風)で修理してありました.リークはありませんが,ゆるゆる状態で気分が落ち着かないので,ボンドでしっかり固定,当然抜けません
付記:製造年について
1948年は,梅田晴夫【Theパイプ】(1973)の下表による.下表での
PATは,実際のパイプには
PATENTと省略しないで刻印されている.表の
41754は
417574の誤記と解釈した.また
No.は,パイプでは
No(oは上書き+アンダーバー)である.この差異を無視して,表中の右下のケースに相当するとみなせば,8アンダーバーは1948年である.入手先の表記も1948年でした(PipeWolf).
一方,YOBさんが整理された
Datingガイドによると,本パイプのパテント表記はShellBriar/Tanshell表の最下段に同じものが見つかる.1942-1952年が1,2,〜0に割りつけられているので,このパイプは
1949年製と解釈されます.表示の正確さから見てもこちらに乗りたいところですが,記事の終わりで誤差1年に気付いた次第.
【The パイプ】p181より